2008年8月31日更新
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1986年作F40号 「物思い」 

テンペラ関係
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欧州美術クラブ主催・絵画エコール 
1983年参加講師 ポール・アンビーユ画伯
1983年夫婦で渡仏・フランス古典絵画研修手記


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1984年作 日中国際美術展 金賞作品 「フランス・クレルモン」



保田広之 「幻の少女」 SM
 

 当時はどんどん次から次へと私達は作品を描いて、年に、5回も展覧会をした事もありました。ですが、求められる作品は通常一般的に無難な私の作品が多かったのでした。
 その日も、私は何点か並べたのですが、なぜか、興味を示しません。 それは、前日に出来上がったばかりの題名も無い小品が、アトリエの片隅にかけてあったのが、アトリエに入って来てからずっと、どうにも気になっていたそうです。
「あれ、だめですか?」と聞かれましたが、まだ未公開。主人は居ましたが、売買にはかかわらないので、静かに聞いて、「気の変わらないうちに早くもって行ってください。」と言うと、慌てて代金を置いて帰りました。
たいてい、お名前を聞くのに、お聞きしなかったので、どなたの手に渡ったのかも分かりません。知り合いの方とも、もう14年もお会いしていません。
「幻の少女」 いったいこの絵はどこに行ってしまったのでしょう?写真だけが、残りました。

 しかし、研究に入り、あれ以来、仕上がった絵は、たった数点。5年も掛かった絵の1つが、1990年の「春の詩」です。

「春の詩」

<ポールアンビーユ画伯の批評>

時を感じさせないこの作品は、国・時代を問わず女性が常に芸術家の主題となる特権を有していることを示している。美と生命を喚起し続けるなら、フィギュラティフ・アートは消滅しない明白な証拠である。広がりと穏やかさをもって扱われ、モデルは我々の思考を導く。見事に制御され自発的に和らげた透き通るような光の中、詩に見られる後光に取り巻かれた若い乙女のようである。ピラミッド状ともいうべき彫刻のような表現で細部にいたるまで譲歩せず、静けさと快楽のビジョンを見るものにあたえる。肉体は虹色で影は暗示的、太ももの存在感と腕の意図はうまく光に包まれ、漆黒の髪持つ顔面の柔らかさを際だたせる。絵画の忘れがたき一瞬。
(芸術公論 1992 JUN より)



順店出版・日本初・ピカソから現在作家まで掲載の「世界芸術家辞典」に掲載されました。
上の記事が保田広之 下が保田三友紀

掲載の作品30F
テンペラ油彩混合  「静か



1986年昭和61年読売新聞近畿版に掲載されました。
保田広之「月光」P8号


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